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2020.06.17

学生時代がんばったこと

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みなさんこんにちは。新入社員の牧野です。
今回は、3月まで建築学科の学生だった僕が学生生活で1番がんばった卒業設計の内容を紹介したいと思います。

「牛窓に いりくる舟」
2019年度卒 岡山理科大学 牧野 哲平
計画地である岡山県瀬戸内市牛窓町は、「日本のエーゲ海」と呼ばれている。
町を歩くと「日本のエーゲ海」の風景の裏に、かつては栄え静寂とした「港町」の風景があり、牛窓の風景が「港町」から「日本のエーゲ海」へと塗り替えられているように感じた。
しかし、200年もの続く伝統的なお祭りには多くの賑わいを見せ、この賑わいを静寂とした風景に反映させることで相反する2つの風景をもつ牛窓の魅力に新たな可能性が生まれると考えた。

『牛窓に いりくる舟の ふなあしの なかくのこりて 日は暮れてゆく』
これは牛窓12歌碑の1つ吉沢義則の詩である。

かつてから、岡山県瀬戸内市牛窓町に面する瀬戸内海には、今も昔も変わらぬふなあしの残る穏やかな風景がある。
しかし、今日の牛窓にはかつてしおまち・風待ちの泊として栄えた唐琴の町並みとリゾート地として姉妹都市提携から再開発されたギリシャの町並みの2つの風景が存在する。
牛窓の古き「しおまち・風待ちの港町」と新しき「日本のエーゲ海」の風景は今も昔も変わらない「瀬戸内の穏やかな光景」に裏打ちされている。しかしながら、現在に現れている両者の風景はそれぞれが個別に主張しているにすぎない。その影響により牛窓にもたらす問題がある。
2つの風景の調和が、牛窓の魅力を最大限に引き出すのではないだろうか。
本計画は、再度「瀬戸内の穏やかな光景」に立ち返ることで両者の風景を一度解体し、調和のとれた1つの風景として「再構築」することを目的とした観光施設を計画しました。













以上です。ご清聴ありがとうございました。